ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

書籍

五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後

五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後 (集英社文庫) 作者:三浦 英之 集英社 Amazon 「虹色のトロツキー」を読んだりして満州づいている。合間に「ゴールデンカムイ」も挟まったから、何かずいぶん思い入れが深い。 世界中を飛び回って卒業生に話を聞くとい…

スイート・スイート・クラシック 洋菓子でめぐる音楽史

スイート・スイート・クラシック 洋菓子でめぐる音楽史 作者:三浦裕子 アルテスパブリッシング Amazon 訳あって読んだんだけど、音楽史を巡るのかと思えばそうではなく、かといって洋菓子の歴史を巡るのかと言えばそうとも言い切れず、なんかこー、両者を絡…

五稜郭残党伝

五稜郭残党伝 (集英社文庫) 作者:佐々木 譲 集英社 Amazon うおおおおお……すげえな……この前高原児でずっこけて、「日本で西部劇やる時こんな感じになっちゃうの!?」と思ったけれども、そうだよなー開拓の本場といったら北海道だよなー……。 と思いつつも、…

ファイヤーボール:宇宙からの来訪者

www.youtube.com 隕石で1本作るというアイディアは面白いし、それぞれの話も中々愉快だけれども、しかし全体としてちょっととりとめのない感じになっていて、うーんもう少し縦軸が欲しかったなあという気がする。いやまあこのクレーターが示すように、やは…

プーチンの実像 証言で暴く「皇帝」の素顔

プーチンの実像 証言で暴く「皇帝」の素顔 作者:朝日新聞国際報道部,駒木明義,吉田美智子,梅原季哉 朝日新聞出版 Amazon うおー……ウクライナで戦争が起こった今読むとめっちゃ「答え合わせ」って感じがしますね。興味があって最近ちょくちょく文献に当たって…

不寛容論: アメリカが生んだ「共存」の哲学

不寛容論: アメリカが生んだ「共存」の哲学 (新潮選書) 作者:森本 あんり 新潮社 Amazon わははは、おもしれー。今の時代にこういう本が出るの本当に納得感がありますね。 とにかく面白かったのはアメリカ合衆国の政治とキリスト教の関係が、移民の事情を軸…

現代ロシアの軍事戦略

現代ロシアの軍事戦略 (ちくま新書) 作者:小泉悠 筑摩書房 Amazon まあ一応このタイミングだし色々新書も当たってみたくはなるよね。 内容的にはちょっと難しいというか、もうちょい基礎的な知識があった方が良かったんだろうなあとは思うんだけれども、それ…

ウィザードグラス

ウィザードグラス (双葉文庫) 作者:根本聡一郎 双葉社 Amazon おー、そこに目をつけるのかー。ちょっと扱いが難しそうなテクノロジーのトピックスを題材に序盤の物語を転がしていくのもかなり良い。大きな力を手に入れてしまった主人公が、それゆえに困難に…

フロイト入門

フロイト入門 (筑摩選書) 作者:中山 元 筑摩書房 Amazon もうちょっと早く読んでおけば色んなものの見方の精度が違ったんだろうなあ、という気持ちがありつつも、でもまあこういうふうに受容できたのは今だからこそって感じもするので難しいな。 序盤の方は…

満州国の首都計画―東京の現在と未来を問う

満州国の首都計画―東京の現在と未来を問う (都市叢書) 作者:越沢 明 日本経済評論社 Amazon うーんやっぱり都市計画は面白いなあ。ただこの本だと現在の日本・東京の都市計画に連なる視点が根底にあるので、都市計画の現状をもう少し理解できていたらもっと…

反逆の神話〔新版〕 「反体制」はカネになる

反逆の神話〔新版〕 「反体制」はカネになる (ハヤカワ文庫NF) 作者:ジョセフ ヒース,アンドルー ポター 早川書房 Amazon 副題は論旨から言ってしょーじきどーかと思うなあ……特に序盤辺りの反感は大変しんどかった。BLMなんかを合わせて見ると、弱者が体制に…

マネー・ボール

マネー・ボール〔完全版〕 作者:マイケル ルイス,中山 宥 早川書房 Amazon 映画は見ていたけれども本の方。 映画には「このエピソードって一体何なの?」というのが結構あった気がしていたんだけれども、あーなるほどこういう出来事をリアルで追っていったら…

フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち

フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち (文春文庫) 作者:マイケル・ルイス 文藝春秋 Amazon うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおもしれえええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!…

薬屋のひとりごと

薬屋のひとりごと (ヒーロー文庫) 作者:日向 夏 主婦の友社 Amazon うーん、噂には聞いていたけど、良くできてるなー。 このくらいの尺でこのくらいの小さな人間ドラマを積み重ねつつ、きちんと短い尺でミステリーを成立させているのは達者だなーと思うし、…

渡邉恒雄 メディアと権力

渡邉恒雄 メディアと権力 (講談社文庫) 作者:魚住昭 講談社 Amazon 野中広務の本が面白かったから、同じ作者の渡邉恒雄の本を読み進めた。ちょうどNHKでナベツネのドキュメンタリーを見たのもあって、まあ大変興味深い。 NHKのドキュメンタリーは本人へのイ…

KADOKAWAのメディアミックス全史 サブカルチャーの創造と発展

bookwalker.jpうおおおお猛烈におもしれー。一部で話題になっていた本が、ブックウォーカーで無料配信されていたので、久々にブックウォーカーを立ち上げたよ。そこまでした価値は十分以上にあったなあ。 そもそも自分が電撃文庫の立ち上げ辺りでライトノベ…

押井守監督が語る映画で学ぶ現代史

押井守監督が語る映画で学ぶ現代史 作者:押井守,野田真外 日経BP Amazon 『アニメと戦争』でパトレイバーが取り上げられていたわけだけれども、なるほどこういう流れでああいう映画を作るに至ったわけねーという納得感がめちゃくちゃ強い。押井守監督の映画…

クトゥルーの呼び声 新訳クトゥルー神話コレクション 1

クトゥルーの呼び声 新訳クトゥルー神話コレクション 1 (星海社 e-FICTIONS) 作者:H・P・ラヴクラフト 講談社 Amazon さすがに太古の昔にちらっと呼んだことはあったんだけれども、全然記憶に残っていないので新訳版を読む。のだけれども以前の訳では全然内…

ノーラン・ヴァリエーションズ クリストファー・ノーランの映画術

ノーラン・ヴァリエーションズ クリストファー・ノーランの映画術 作者:トム・ショーン 玄光社 Amazon ノーランの映画はまあまあ見ていて、面白いなーと毎回思わせるがファンってほどじゃなかったんだけれども、周囲には結構熱狂的なファンがいる。いやまあ…

「カルト」はすぐ隣に  オウムに引き寄せられた若者たち

「カルト」はすぐ隣に オウムに引き寄せられた若者たち (岩波ジュニア新書) 作者:江川 紹子 岩波書店 Amazon いやー、自分がホスゲンガスで襲われて死にかけたことをサラッと書く江川紹子すげーなー。ジャーナリストとしてどこら辺がすごいのかというのあん…

野中広務 差別と権力

野中広務 差別と権力 (講談社文庫) 作者:魚住 昭 講談社 Amazon うーん面白かった。自分あまり政治に興味を持っていなくて、「毒まんじゅう」はだいぶ流行語になっていたけれども、アレって一体なんなの? っていうかそもそもこの人何なの? というレベル。…

7500

7500 ジョセフ・ゴードン=レヴィット Amazon 序盤の離陸の準備からたっぷりやって、あーこれはなかなかちゃんと取材してそうって感じの内容で大変興味深かった。そうかーそういう風に飛行機って空を飛んでるんだね、というのが体感的にわかってとても良い。…

アメリカの警察

アメリカの警察 (ワニブックスPLUS新書) 作者:冷泉 彰彦 ワニブックス Amazon うおーなるほどなー。アメリカの警察っていっぱいあってよくわからなかったんだけれども、そうかーこういう背景があるのかー。これ、まさにアメリカっていう国家が生み出した形態…

ストーリー

ストーリー 作者:ロバート・マッキー フィルムアート社 Amazon いやー、いろいろなかなか面白いものだなー。 正直序盤はジャンル分けとか言われても「うーんそんなん意味あるの?」みたいな風に思ってしまう。あとから分析的にジャンルとしての特性を洗い出…

アニメと戦争

アニメと戦争 作者:藤津 亮太 日本評論社 Amazon いやあ、これ頭の「ゲゲゲの鬼太郎」のエピソードの解説だけでも読む価値あるっていうか……めちゃくちゃ面白いですね…… 自分の感覚だと、アニメと戦争って思いっきり断絶されていてる……というか、アニメという…

保守とネトウヨの近現代史

保守とネトウヨの近現代史 作者:倉山 満 扶桑社 Amazon 「保守」を自負する人物が近現代史を見返しているワケだけれども、あとがきにも書いてあるとおり、全くそっちの方面に知識がない人間向けに書かれている本で、そういう意味ではなるほど自分にもピッタ…

靖国神社

靖国神社 作者:島田裕巳 幻冬舎 Amazon まあこの本が書かれた理由そのまんまだけれども、靖国問題ってもー全然意味がわかんないし、そもそも靖国神社がどういう立ち位置なのかも理解していないけど、でもなんか学び方って難しいじゃないこういうのって。Wiki…

誰もが知りたいQアノンの正体

誰もが知りたいQアノンの正体 作者:内藤陽介 ビジネス社 Amazon Qアノンについて色々知りたくて読み始めたんだけど、全体的に反ポリコレ本みたいな感じでちょっと厳しい。いやもちろん自分はポリコレ大事だよねーみたいな立ち位置にいるので、そこら辺の感覚…

超解読 まどかマギカ

超解読 まどかマギカ (三才ムック vol.421) 作者:タブロイドと愉快な仲間たち 三才ブックス Amazon そういえばだいぶ前に安いときに買っていたのだった。読む。 かなーり時間が経ってしまっているわけだけれども、今読み返すと年表の掲載なんかも含めて、現…

90年代サブカルの呪い

90年代サブカルの呪い 作者:ロマン優光 コアマガジン Amazon 最近東京オリンピックの例の話題があって、その流れで読んでみたんだけれども、いやー、これ、すごくいいですね。ちょっと印象の部分も強くて客観的ではないんだけれども、しかし客観的じゃないか…