ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

クイーンズ・ギャンビット「エクスチェンジ」

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あ、順調に薬中の話やるのね……相変わらず性の話ではあってチェスの試合中に生理が来たりとセックスがテーマになっておるんですねー。対戦相手の髪や口元に視線が言ったりするのをみると、まあさらにその印象は強いし、じゃあ何ですかねやっぱりキメセク的な話なんですかねそうなんですかね。

正直養父養母の状況が良くわかってなくて、えーとパパが無期限勾留ってなんかそういう状況が示唆されるような出来事ってあったっけ? 引き取ったのもパパという話もちょっと意味がわかんなかったりで謎でもうちょっと真面目に見るべきか。あとそもそもあの家を持ってて家具も色合わせでキメキメのあの家が当時のアメリカの中でどのくらいの金銭感覚なのかがよーわからーん。ラストの遠征へのヒキだって「捕らぬタヌキ過ぎるだろ」とかは思うけれどもそもそもバス代とかホテル代とか賞金とか、今の日本の感覚でどのくらいよ? 本当にそれで生活できるの? みたいに思う。

っつーか、チェスって金と切っては切り離せない関係なんだろうなーとかも思う。日本で賭け将棋ってそんなにカジュアルではないというか……大会でも別に賞金は出ないよね。やっぱり歴史的な背景の違いなのかしらねえ。

クイーズ・ギャンビット:オープニング

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へー、これ原作者が「ハスラー」の人なんだ。なんかだいぶ今風の要素が有るよなーと思いながら見ていたけれども、映像化の際の工夫なのかしらねぇ。

とりあえず将棋ファンなのでチェス系の作品もそこそこ触れているので見ているので、まあこれも触れておかねばなるまいという感じなのだけれども、まさかいきなりロリのの薬中話を見させられるとは思わずビックリこいたよ。母親がアリスで数学の才能がある、みたいなところでそもそも知能が高いところが示唆されていたけれども、果たしてドラッグとの関係どうするのかなー結構危ういテーマだよなーとそこら辺の展開に興味を持っているのでした。

しかしまあ多面指しでロリにコテンパンにされる男性ティーン、からのー、チョコレートモグモグロリってつくりはちょっとインモラル過ぎるでしょ。しかもそれを相手にしてるのが男性としての振る舞いを期待されない公務員なワケでしょ。しかも相手は薬中なワケでしょ? いやー、参った参った。コックサッカーの声を浴びせかけた男性に地下でチェスを教わる、みたいな構造はまあそもそも結構興味深く、それはキングとクイーンみたいに男女の役割分担が成されてしまっているチェスとも何らかの関係性を持っていそうだけど、まあそこら辺はこれからに期待。

しかし最期の言葉がカットバックで「目を閉じて」なのはマジで強い。あの一言で全部わからせるのは大変感心しましたよ。

血と砂

 

血と砂

血と砂

  • 発売日: 2017/09/15
  • メディア: Prime Video
 

ジャズ大名! これはジャズ大名のやつじゃないか!

戦争中にジャズなんて流せるわけないからこれは「聖者の行進」部分がファンタジー要素なんだろうけれども、その非現実的な要素が現実の第二次世界大戦のリアリティとぶつかってなんかとんでもないことになっているなーというかんじ。三船敏郎のアクションはいかにも活劇って感じの虚構で、捕虜との音楽を通じた友情なんてまあベタベターなフィクション展開を描いておきながら、それらが圧倒的な現実の戦闘とか終戦というリアリティとかで木っ端みじんに砕けるところを描くのはうおーなるほどーそうなるのかーとなりました。まあそういう理屈抜きでも、どんどんと楽器が減っていってからの最後の演奏パートはまあそりゃあズシッときますよね。映画ならではの表現って感じで大変面白かったです。

しかし三船敏郎……もいいけれども、佐藤允の役柄が良すぎるよなー。楽隊軍団引っ張って突撃して活劇して……ドラマ的にも美味しい所持っていくし、正直三船敏郎よりも印象強い。

あと性へのこだわり、あれ一体何なんだろうか。岡本喜八だからなのか、それともこの作品がそういう題材だからなのか。しかしお春さんが最後にがんばったかというとあんまり機能しているようにも思えず、うーん、そこら辺はやっぱり戦後の記憶のリアリティ的な奴なのだろうか。従軍慰安婦のイメージなんかもそもそもあまり良くわかっていないので、果たしてどう捉えたものか……という感じはした。

ヒトラーユーゲント ナチス青少年団の全貌

 

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あー、あの有名な映像ってヒトラー・ユーゲントだったの? へー……

ナチスのドキュメンタリーでもちらっと出てくるヒトラー・ユーゲントだけれども、ここまで詳しく触れられているのは見たことがなかったのでなかなか面白かった。ボーイスカウトから育成するという長期的計画が国ぐるみくらいの規模で実行されて、実際そこから戦場に兵士が動員された……みたいなのはちょっとショッキング。しかも見てるとかなりの規模感じゃないですか。このくらいの年代のドイツ人がみんなこういう教育を受けたんだなというのはだいぶ驚きがありますね。

またアーリア人の等級分けシステムみたいなのも「そんなに細かく分けられていたのか」とおもしろかった。でもまあ、ユダヤ人が身分を偽ったエピソードが挟まることからもわかるとおり、そんなに厳密にわけないですよねーそりゃそうだよなー。

しかし前半でだいぶ色々わかりやすい話をやったから、後半何をやるのかなーと思ったら、延々戦争中の話をやるのであった。そりゃそーか。エピソードを語る人間が、当時のことを思い出して心を揺れ動かしている部分が印象的でした。

っていうか、このドキュメンタリーを、ドイツではなくてフランスが作るのかー。うーん、最近観てるこの番組の制作元にフランスが多いような気もするんだけれども、これってなかなか複雑な力関係だよなー……

マルクス・エンゲルス

 

マルクス・エンゲルス(字幕版)

マルクス・エンゲルス(字幕版)

  • 発売日: 2018/10/10
  • メディア: Prime Video
 

『あなたは私のニグロではない』の監督が撮った映画なのかー。正直あのドキュメンタリー良くわかんなかったんだけど、この映画もまたちょっとよーわからんなーという感じ。背景の知識をきちんと備えてからやってこい! という感じなの? いやしかしなあ……なんというか、時間がビュンビュン飛んで出来事を描いてはいるけれども、映画単品としてどうやってお話を追いかければいいのかが全然わからなーい。

例えば後半、組織の中でマルクスとエンゲルスが頭角を現していくパートが描かれていると思うんだけれども、それまでの描写だと一体その組織でふたりがなぜ成功したのかとかがいまいちわかんないよなー。後ろに歴史的なあれやこれやがあっただろうことが、映画の中では示されずに、ただ事実を辿ってふたりが成功していく感じ。するとこれは「共産党宣言」を出すという運命にふたりが導かれてゆく……みたいな作りに見えてしまって、それってプロパガンダの趣が強すぎない? みたいな印象になってしまう。ラストで現在に繋げるところの露骨すぎる編集も含めて、いやーもうちょっと人間そのものに繋げないとダメなんじゃないの? という感じ。

マルクスとエンゲルスの人間性みたいなところも、本当はもうちょっときちんと描いて欲しかったよなー。エンゲルスとか思想的な展開描かなくても、彼の視点を彫り込めば絶対にそれなりに共感できる者になるんじゃないのコレ?

と、余り乗れないなあという中で、海辺の「妹に子供産ませる」シーンだけはヤケに面白かったです。なんなんだあれは。

 

グレース・ケリー 知られざる素顔

 

グレース・ケリー! ヒッチコックの映画で出てくる人! と思ったらヒッチコック本人まで映像に映っていて笑った。まあ以下にもヒッチコック好みの女優、って感じの人よね……

しかしドキュメンタリーとしては結構中途半端というか、なんかよーわからんなーって感じで、ラストで「グレース・ケリーとはどんな人だったのでしょうか?」みたいに何の考えもなしに視聴者に投げられたときは爆笑した。いやーそういう話じゃないでしょこれ。序盤特に父親から認められないみたいな所で話をドライブしたのに、それが途中でスン! と消えてしまったり、なんかそこら辺がスーパー中途半端。

まーでも別に物語として消費されることに対抗される人生でもあったのだろうから、そこら辺はそれで誠実な態度ではあるのかしら……まあホームビデオで散々人間としてのグレース・ケリーの美しさ、みたいなのが見られたので良かった良かった、という感じではありましょうか。

しかし車中で脳梗塞のパートはなかなか「うっ」と来るなあ。モナコっぽいヘアピンカーブとか、そうかー娘が生き残ってて状況を覚えているのかーとか、最後に「ごめんなさい」のリアリティとか……

K-POPアイドルになりたい!

 

イギリス・シンガポールの制作か……まあ韓国のアイドル・芸能事情は激しいって聞くけれども、それでもベースはそこまで日本と変わってないと感じられ、どんなヤバいのが飛んで来るか身構えていた自分はちょっと肩透かしを食らったのだった。まあイギリス視点で見たらそもそも若さそれ自体が商品として出回って消費される状況が目新しい、みたいなところがあるんだろうなーきっと。人前であることが自己表現なのかそうでないのか、みたいな観点はやっぱり重要だなあと思いました。

しかし途中で家族と挟まる対話とかが、もう少しナントカできなかったのかなーというのは正直あります。こういうのをカメラを無視してとるのって無理だし……っていうかそもそもこういう状況がカメラの前に曝け出される時点で、個人のプライベートを商品にしているみたいな側面がどうしても出ちゃうよね。ショーアップされるプライベート。

しかしそれぞれ親との関係性にフォーカスが当たるのもいかにも韓国ということなのだろうか。あとどうでも良いけどカップラーメンの食い方がビミョーに文化が出るなーと思いました。日本の「ずるるるっ!」って一気に行くのはソバ的なやり方なのかなー……