ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

メソポタミアの神話

 

あー、これは良いですね。

神話系の話っていつもどうしても読み飛ばしてしまうきらいがあるんだけれども、めちゃくちゃ楽しく読めたのだった。途中で「ここら辺、正直断片的でよくわからないんだよね」みたいな注釈があったのが良かったのかなあ。いや、神様ってちゃんとキャラ付けされてるんだろうけれども、大抵あんまりピンとこないことが多かったのよ。でも、この本の神様については、ビジュアルイメージもないのに、わりとしっかり内容が頭に入ってきて、我ながら不思議。

まあ、今まで色んな小説やらゲームやらで掠っていたワードがあったのが良かったのかもしれないけれども。あ、あと前に読んだ本でザックリシュメールの文化について学んでいたのも大変良かったよね。アレがなかったら、3種類の言葉で語り直される神話ってのもよくわかんなかったところがあるだろうし……

どの話もインパクトがあったり見所があったりで面白いんだけれども、一番ビックリしたのは股間に噛みついたら精子飲んで妊娠しちゃったヤツ。展開が急すぎるでしょ。ってか神話なんて精子とかなくても普通にこどもできたりするじゃん!