謎のメタ感。なんだったんだあの映画は? 途中でフィルムを止めたところで全く関係ない、どころか外の世界まで影響が達していて、全然意味がなくてビックリしたよ。まあ、演出的に効果はあったけどね。別に「映画館の呪い」ですらないのはなー……ま、こういう映画にそういうのを求めるのがおかしいのかもしれんけど。
と思ったら、一応クトゥルフ神話を基盤にしてるって? マジで? まあ確かに要素がなくはないけれども、ネットを調べてもソースが良くわかんねえな。普通に見たら、ゾンビものの亜種みたいな感じで捉える内容ですよね。
映像的には結構グロくて、特殊メイク含めて結構「うへー」となるシーンがあって良かった。単に地がブシャーではなくて、おできが割れるとか、爪が生えるとか、歯がボロボロ落ちるとか、そういう共感できる描写ってのは効果的なんだなー。
しかしなんと言っても謎なのはあの日本刀バイクパートだよな。急に主人公がヒーロー補正かかってビックリする。別に逃げるのが目的じゃなくて、何度も劇場に戻ってくるのは爆笑。バイク走らせながら日本刀振るっても全然強く見えないのも、なかなかたまらないですよねー。