ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

オペレーション・フォーチュン

 

ガイ・リッチーって初期の頃はめちゃくちゃキレキレだったし、最近の映画も大体「なるほどなー」って感じるところがあるんだけれども、今回なんかこう微妙すぎない? 単純にスパイものとしてもちょっと低調というか、何が売りなのかがよーわからん。ジェイソン・ステイサムを押すなら押すでもうちょっと見栄えの良いアクションがあってもいいと思うんだけれどなー。あと全体的にセットが安っぽい感じがしたのもなんでだろ? なんか見ていて辛い絵面のシーンが多かった気がする。

ストーリーはまあいつものスパイものという感じだけど、マクガフィンかと思ったアイテムが普通に金融核兵器なのは「え?」となってしまった。現代社会でそんなことやったら金の価値が高まるとか最早そういうレベルの問題じゃないと思うけどな……普通に戦争で世界が核の炎に包まれるようなリスク負うのはどーなのよ? まあ、そこら辺も含めて楽しむべきところなんだろうけれどもね。

ハリウッドの役者役のひとがスパイに巻き込まれていく辺りの流れはまあまあ面白かった。っていうかあのポジションの武器商人がふつーにラストまで笑顔でいられるってなかなかレアだよなー。そこら辺のひねくれ具合はまあ確かにらしいっちゃらしいのか。