なるほどー、中国資本が入るとこういう感じの立て付けになるよなー、という感じ。あと色々過渡期の映画って感じはして、ストーリーの扱いにあまり慣れてないと、ある属性の人間を立てるために、安易に自己犠牲で殺してしまうよなーと思う。ジェイソン・ステイサムが主演の映画って言うのもあって、自己犠牲精神の安売りはどうしたって気になってしまうのだった。
映画としてはまあジェイソン・ステイサム！ という感じであり、あーそういえばこの人水泳選手だったよね。飛び込みとかは見せ場なんだなーやっぱりキレイだなーと思わされる。引っ張られるアクションとかもかなり目が離せなくて、うーんこれはなかなかアクションによる納得感があるぞ……という感じ。アレだけ巨大な怪物に、どうやって肉体で対峙して決着をつけるか、というのは結構難易度が高いと思うんだけれども、まあ無茶は無茶でもなんとかその場を成立させていたのはがんばったなーと思いました。
しかしまあ、メガロドンを復活させて湾にまで泳がせたんだから、もっと人をガンガン食い殺してもよかったんだけどなーと思う。あんな餌場に引っ張り込んでおいて、やるのがちょっと錨を引っ張るだけとか、流石に肩透かしも良いところでしょう。やるならもっとヤバイモンスターにして欲しかったなー。
