ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

誘拐犯

 

雰囲気はあるけどわかんねーなこれ……全体的にお話がよーわからん。わからせようともしてねー感じがするけれども。

とりあえず素人のはずの主人公側二人が強すぎて笑った。ベニチオ・デル・トロだからまー説得力は出ちゃうけどさー、なんなのこの人たち? OPでボコられて情けない姿さらして、その後ゲイっぽいニュアンスを見せておいて、モノローグもインであーこいつらは社会の爪弾きであることを示しておいて、きっとしょうもない誘拐が行われるんだろうなあと思ったら、なんでこいつらこんなに強いの? まさかここまでガンガン戦える奴らだとは思ってないじゃん。銃器も死ぬほど持ってるしさあ、そういう映画だったのこれ? 車を盗んでの移動が当たり前の状況で、ああいう武器ってふつーに調達できるのかしら? メキシコ。

印象に残るのはやっぱり序盤のカーチェイスで、そうだよねえ車で単体で相手を捕まえるのって本来結構難しいよねえというのを改めて思わされるし、ラストのねずみ取り状況もなかなか気が利いている。お互いにお互いの情報に気づいてるところとか、なかなかキャラ立てとして良い感じだし、こういう地味なところのアイディアは良いんだよなあ。

あ、あとどうでも良いけど途中のビデオで早速「ダーティ・ダンシング」が流れてて「妊娠繋がりか!!」とすぐにピンと来れたのはよかった。文脈の蓄積。