あー、これリメイクなのね。なんか色々情報が省略されている感じがあるなーと思ったら納得。でもってその情報の省略がめんどいところをアウトソースしているというか、良い方向性に生きてるっぽいのが面白いなーと思う。良いリメイク。
しかしガイ・リッチーならまあこのくらいはやって貰わないと駄目だよねえという感じで、あーはいはい安心安心という感じで終始見ていられました。ワイン晩餐のところとか、あと拷問機械の炎上のところとか、わざとらしさが2週くらい回ってギャグになっているのも、まあどうしようもないかんじで良いのではないでしょうか。上着が焼かれるのは気が利いているなーと思った。
ストーリーは女性スパイももう良いかげん大体バレバレだし、カーチェイスへの繋ぎで海に逃がすのをスルーするのも雑だし、まあ色々ツッコみどころはあるけれども、そこらへんどーでも良いように作ってあるから良いよなあ。アジトへの突入シーンを分割でえいっと割り切っちゃうのはうーんすごいなーと思った。あと省略で言うと、短いスパンで時間を前後させてなおかつそれが適切な情報量に収まっているあの編集もすごいよなー。なかなかああいうレベルで情報伝達している例ってないよね。