あー、全体的にスピード感が増しているのを感じる……OPのスタントもEDのスタントも飛行機で、前回のヘリのアレコレもまあ面白くはあったけど、スピード感が増したら増したで全然迫力が違うなーと思った。
今回はインドを前半のメインに話が進むわけだけれども、そこでの話の作り方もとても良いなー。異国情緒の中でカーチェイスはまあ当然として、乗り物とかあとそこから醸し出されるコメディ感とか、うーんそうそうこういうユーモアがいいんだよって感じ。いやでも前回のギリシアのカーチェイスもそういうニュアンスはあったよな……なんだろう……編集の違いなのかな……アクションも、ロジャー・ムーアに無理に肉体的な動きをさせないのがとても良いと思う。やっぱり今の水準から見ると、007が強そうには全然見えないもんなー。
話もなるほど、ちょっと捻った筋がありつつも、オクトパシーというメインの軸がまあまあ通っているので、そこはとてもいいなあと思いました。ラスボスも一応インパクトはあったし、やっぱりキャラクターって大事だよなーと。あと舞台がちゃんと東西冷戦をやっててへーと思った。いや一応、007ってこういう時事を背景にしたスパイものとしてもある……のか。
しかし先日見たばっかりの爆弾解除のシーンがすぐに出てくるのはちょっと笑ってしまいました。