初めて見た。もちろんNetflixの「僕らを作った映画たち」のSeason3で入ったから。
噂には聞いていたけど、なんとなく知ってるオレたちのジェイソンは出てこないんだなー。でも「フレディvsジェイソン」は先に見てたから、「あ! この場所知ってる!」とはなった。逆順で原典に触れることもまあまああるよね。
内容的にはまあ殺人鬼の正体が面白すぎるというか、「え? それさすがに無理がない?」という感じ。後半のキャットファイトはどう考えても笑っちゃうよなー。いや、あの殺人鬼がそれまでの人間殺し回るのは無理でしょ。ってか車に乗って登場する意味もわかんねーよなー。脚本はさすがに雑。
それでもまあ殺し方の見え方が良ければ良いのだろうなあ、というのはあり、やっぱり下から喉を突き刺されるシーンとかは大変ショッキングで良い。っていうかケヴィン・ベーコンなのね。下積みで結構過去の名作的なものに出てるんだなーと感心。
あとはやっぱりラストシーンだよなあ。あそこはハイスピードカメラで狙っていたけれども、OPの襲撃とか殺人鬼の撃退とか、スローモーションがヤケに印象に残る作品でもある。
あーそうだ、あとテーマ曲含めてやっぱり「サイコ」の影響ってでかいよね多分。ジェイソンが憑依する超常現象チックなところもやっぱり「サイコ」があったからだろうし……でもそうやって考えると、ラストで「やっぱり超常現象が起こる」というのは衝撃の展開だったんだなあ。なるほど。