ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

K症候群 ユダヤ人を救った謎の感染症

 

うーん、これもおもしろいな……世界のドキュメンタリーはおもしろい率が高くて良い。

世界が感染症づいているのでどんな話かなーとおもって見始めたら、まさかのナチスのユダヤ人迫害絡みだった。しかも舞台がローマ。バチカンの話も絡んできてうおーい、これだいぶ前提知識必要とするヤツだーって感じ。ピウス12世のエピソードとかちらっと見てて良かったなーと思いながら見た。

まあ、細部は「わからん」というところがあったりするものの、根本的には「映画化決定!」みたいなエピソードだよね。ユダヤ人を救うために架空の感染症をでっち上げるとか、そんな奇想天外なやり方が事実行われて、それでユダヤ人が救われたとかうーん、そんなのすごすぎるでしょ。SSがやってきて中を見せろと迫るシーンとか、うーんこれ絶対映画のいちエピソードですよね。

しかし何度かこういうことを言ってる気もするのだけれども、やっぱり宗教は大事なんだなー。社会制度が市民を抑圧するときに、それに対してカウンターというか一時避難所として機能するわけだ。これも一種のダイバーシティというか、社会にそれぞれのコミュニティの緊張感が働いていることのメリットなのね。