ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ヤクザと憲法


『ヤクザと憲法』劇場予告編

うーんすげー。

何がすげーってまず取材陣だよね。よくもまあこんな空間にずんずん入ってってあっけらかんとカメラ回してずけずけ質問するわ。あまりに怖いものなしでこんなん笑うしかないでしょ。恐怖に対する感覚が完璧に抜け落ちているとしか思えない。シャブ買ってるところに質問して笑ってはぐらかされるとかちょっとねー、すごすぎるよー。

ほいで潜り込んだヤクザの事務所の様子もまたこれちょーおもしろい。というか、しんどい。出てくる人間が大体みんな年寄りで、事務所もなんだかんだ貧乏くさく、なんかもうどこにも行けない感じが半端ない。

さらにそれに輪をかけているのが新人の丁稚君で、彼のもう一発でわかる要領の悪い感じがほんとうにしんどい。いやーしんどい。どこにも行けない。マジでどこにも行けない。

一応ヤクザの人権の話? をやっているのかな? というところもあるが、別にそれもドキュメンタリーっぽくする単なるポーズかなーという感じもしなくはない。まあ弁護士の人のエピソードはすげーなーと思う。っていうかあのおばちゃんのキャラ、フィクションかと思うよねー。ヤフーで占いを調べるとかそういう細部が堪らんわ。