ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ローマ教皇とヒトラー ピウス12世 秘密のファイル

 

えー? そんな終わり方アリです? いや、そこからなんか新事実がゴロゴロ出てこないとこのタイトルだとちょっと期待しちゃうじゃないですかー。尻切れで終わられて「えっえっ」となりました。

バチカンの図書館ってどっかで見たことあるよなーと思ったら「天使と悪魔」ってインタビューで自ら名前を出していくスタイルで思わず笑ってしまった。しかも映画へのツッコミ入りでそりゃ笑うよね。

歴史的には宗教が国家に対してどのようなカウンターになっているのか・なるべきなのかという話でなかなか示唆に富んでいたと思う。日本に住んでいるとなかなかそういうところのニュアンスってわかんないよなー。ユダヤ教との関わりの話でも、そういう宗教の差違と人権的な思想のところの折り合いってどう考えているのかすげー不思議だったし。というかキリスト教的には人権みたいな概念ってどう捕らえてるんだろう。そこら辺の知的好奇心を刺激される内容ではありました。