ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

格闘技の世界

https://www.netflix.com/title/80187722

世界の格闘技を巡る話。

まあメキシコ行ってタイ行って、というところから突然のミャンマー、そしてセネガル……!!

メキシコとタイでは格闘技が貧困から逃れる手段みたいな描き方がされていて、まあそうかそういう一攫千金的マイク・タイソン的なアレだよなーと思ったんだけれども、そこからミャンマーとかセネガルみたいな国技っぽいところに向かっていく展開はまあ良い。個人的にはもう少し格闘技の細かな内容を知りたかったけどなー技術的なところにあんまり触れてないのはめちゃくちゃ寂しい。セネガル相撲の社会的バックグラウンドはなかなかよろしかった。

と、油断させてからのイスラエル! 競技ではなくて生存の技術としてのイスラエルが突然の殴り込みで全てをさらっていく! いやああそこのシーンだけ説得力が段違いで笑っちゃうよねー。いや他の格闘技が説得力ないってワケじゃないんだけどさー、イスラエルという土地が彼らにあの技術を必要とさせているとか、やっぱ説得力が半端ないじゃないですか。家族の顔を思い浮かべろとかもーなにそれ? そんな即物的に説得力のある精神論で本当に良いんですか? という感じ。っていうかあのシーンだけヤケにしっかりレクチャーしてるのが全てを語ってるよね。すごい説得力。すごい。