ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

千メートルビルを建てる―超々高層のハードとソフト

 

千メートルビルを建てる―超々高層のハードとソフト (講談社選書メチエ)

千メートルビルを建てる―超々高層のハードとソフト (講談社選書メチエ)

 

東京バベルタワーというのを知ってあまりにビックリして一体どういうバックグラウンドでそんな計画が持ち上がったの? と思ったので書籍に当たってみたけどあーそうかバブルかーそうだよなーバブルだよなー。ってか日本建築学会会長かーひえー。

まあもちろん東京バベルタワーやら千メートルのハイパービルディングやらはある種の思考実験的側面を持つことはかなり重ねて書かれている。どっちかというと技術的に可能であることを描いた本ではある。

でもなんつーかその、ロケット開発にも感じるけど、できるんだからやったらおもしろくない? みたいな欲望がダダ漏れでビックリする。ロケット開発はまだ夢があるけど、千メートルのビルを建てる理由を正当化するのは「高いところに住むのは気持ちいい」だもんなー。いやまあそれだけじゃなくてヒートアイランド現象とか都市の効率化とか色々利点は説明されているけどさあ、リスクとリターンとあと現状の惰性を考えたら、こういう文明社会に移行しなきゃならない説得力はこれっぽっちも感じなかったなあ。こんなことができるなら首都高通すのにそんな苦労はないわけで……

まあしかし実際のビルの建て方とかメンテの大変さとか、想像もしていなかったところの細部がちょこちょこ知れてそれだけでも楽しかったのだった。