https://www.netflix.com/title/80104041
アルビノってあーそうかーこうなるのかー。なんというか、その、言葉がないな……遺伝子の作用で外見が異なる上に自然条件重なって、しかもそれが社会状況的に治療方法がないとか……いやあ……いやあ……
しかしこれも科学知識とか理性とかがあるから必死に向き合おうとしている生理はあって、もしそういう知識理性がなかったら偏見抱いても仕方ないのだろうなあとは思う。最初に里子を抱く母親を見ると「ぎょっ」としちゃうもんなあ。でもそれも最初のことだけで、彼女たちがお互いに強く愛情で結ばれているのを見ると、「ああ、なるほど……」と納得してしまうというか、むしろ共感してしまうのが自分でも驚きである。だから結局は無知の問題だよなあこれ、とも思う。
いくつか物語のラインは走っているけれども、うーん、文化の内部で迫害があり偏見があるという問題と、根本にこの経済格差がある状況をどのように受け止めたら良いのかみたいな問題がゴッチャになって、うおーどうしようもないーつらいーという気持ちが止めどなくやってきてはけ口がない。そしてそれはドキュメンタリーとして正しい切り取り方なのだろうなあとは思う。