ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

血の収穫

 

血の収穫

血の収穫

 

あーそうそうハードボイルドってこれだよねーって感じ。油断のならない街でガンガン悪い人怪しい人が出てきてなんか名前もよく覚えらんなくてどかどか事件が起こって主人公は酔っぱらって意識を失い運命の美女に誑かされて次々に人が死にいつの間にか事件が解決している。うーんハードボイルド(偏見)。面白かったのは主人公の体格とか立ち位置かなー。そんなに美男って感じないないのねそうなのねー。ってかあー、Wikipediaに黒沢明の『用心棒』の元ネタみたいなことが書いてあったけどマジで? 言われてみれば確かにそーいう感じはするなるほどなー。あとコーエン兄弟の『ミラーズ・クロッシング』ね。っていうかオレあんまりここら辺の小説読んでないから、まず思い浮かべるハードボイルドってコーエン兄弟になりがちで、しかも『ビッグ・リボウスキ』がドーン! と割り込んで来ちゃうんで良くない。全然良くない。

しかし話としては、ふーこれで一段落勝手ドラッグでヘロヘロになったところにアイスピック殺人からの急展開が良すぎてなー。種明かし自体は結構サックリしているけれども、あの衝撃って映画一本引っ張れるだけのインパクト持っていると思う。怪しい弁護士まで出てきちゃって、うーん素晴らしい。やっぱこういう古典も読んどかなきゃなーと思わされましたはい。