ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ビー・クール

 

ビー・クール

ビー・クール

  • John Travolta
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前作を観たの、だいぶ前だからサッパリ内容を忘れてるな。なんかおしゃれな犯罪映画だったっけ? みたいな印象。

この作品もまた会話主体で色んな人の思惑が絡み合う愉快な映画、を目指そうとしたんだろうけれども、シナリオも映像も良くないよなー。とにかく主役のトラボルタ、さすがに何もしなさすぎじゃないか? 彼が目利きで女性の成功を手助けする、という大筋自体は良いんだけれども、その障害がなさ過ぎるというか、トラボルタが参らなすぎるというか。弱味がなくて、クールに振る舞ってると、頭の足りない悪者が勝手に転んでいく感じ。暴力以外でぎゃふんと言わせるパートも全然面白くなくて、いやーつらいっすね。基本的に同じ土俵に上がれそうにない中で、まさかのトラボルタ&ユマ・サーマンのダンスシーンとか、ちょっとキツすぎるでしょ。ブラック・アイド・ピーズもってきたところで、映画史上に残るあのシーンには、もー全然叶わないよ。マジでなんかの冗談かと思った。

むしろ間抜けな悪役たちの芝居の方を楽しむべき内容なんだろうなー。ドゥエイン・ジョンソンとか今ではなかなか信じられないような間抜けな役をやっていてビックリしてしまう。あのダンスシーン含めてキャリアを積むって大変だなーって思った。