あ! これは面白い脚本じゃないですか? あんまり評判になっていなくて、全然期待してなかったけれども、とても良かった。
やっぱりAIがグングン世の中を変えつつあるってタイミングなのも良かったんだろうなあ。ちょっと前まではプログラム関係で、「AIなんでもやれすぎじゃない?」って疑問がどっかにあった気もするんだけれども、今はこのくらいできても全然不思議じゃないというか。そういう世界観だとなかなかアクション映画としての説得力を出すのが難しいところがあると思うけど、そこもロボットとしての肉体の説得力である程度クリアしていて、エンタメとしてちゃんとしてるなーと思う。
まあでも最も重要なのはAIが親子の比喩として真っ当に機能しているということだよなー。言及がないのが不思議なくらい『ターミネーター2』を思い出す内容だけれども、前回のあの結末からどうやって味方に? というのを子育ての比喩でクリアしちゃってんのが圧倒的に正しい。子どもというのは未知の他者で、失敗を繰り返しながら落とし所を探っていくっていうストーリーラインが、ちゃんと展開されてとても良かった。
であると同時に、物語がプログラムで人間の情動を容易にハッキングできる、という恐怖がちゃんと描かれているのも良かったよなー。途中で歌い出すパートとか、拍手喝采してしまった。
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