ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

セルジオ: 世界を救うために戦った男

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正直言って、世界を救うために戦ったところをもっともっと見たかったです。

テーマがすげー社会派で、国連軍が治安維持活動でどのようなことをしているかとかって結構知られていないことだと思うし、オレも「うおーどんなことしてるんだろう?」と映画を見始めたら、ぶつ切りの回想形式で内容的にはかなり感傷的というか、パーソナルな部分を切り取ったものだったのでうーんそっちにいっちゃったかーという感じ。まー悲劇的な経歴の方だし、こういう切り取り方になるのもわからなくはないんだけれど、しかしそもそもこういう特殊な環境で仕事をしている人がどんな毎日を送っているか想像できないもんで、その喜怒哀楽に全然感情がついていかないですよ。オマケにあんな美女と偶然運命の再会とかされて濃厚濡れ場やられても、うーん……いーから息子のアレルギーくらい覚えとけよ下手したら死ぬぞ! ってかんじ。いやまあそうはいかない仕事なんでしょーけど……

いやまあしかし東ティモールのおばちゃんの言葉はホント素晴らしく美しくて泣いちゃいますねアレ。現代の日本人にとって詩ってあんまり物語上で役割果たす機会少ない気もするんだろうけど、昔の和歌とかはああいう風な扱われ方をしたのかなーなんて思ったりもしました。その後パクっちゃうのもチャーミングですね。