ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

バスターのバラード

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最近のコーエン兄弟の映画は全然ピンとこねーなー。多分長編やられてもあんまり興味が惹かれなかっただろうし、オムニバスでよかったなーと思う。

死を巡るショートストーリー群で、ブラックユーモアてんこ盛りって感じなんだけど、それぞれ面白いかと言われるとうーん自分はそんなに。冒頭のバスターのキャラとか銀行強盗撃退爺さんとか怯えっぱなしのアリスとか、キワキワのキャラは相変わらずいいなーと思う一方で、ストーリーはちょっと散発的でだいぶ乗り切れない。いやまあそういうわかりやすい話をあえてなくしてるんだろうなーってのはわかるんだけどさー。アリス回はともかく、首つりもあんな呆気なくばつんって切られるとどうもねえ。まあ、草を食んで前進する馬のところとか、無言で橋から石を落とすところとか、そういうところを楽しむべきなんだろうなあ。

しかしこういう西部を舞台にしてるのにこういう色味だとずいぶん違和感があるもんだなあとビックリした。あえてやってるんだろうけど、これだけわかりやすくきれいにCGで創られると、やっぱだいぶ違和感あるもんだなあ。