ホテルのメイキングって見たことないよな。しかもブルガリホテルみたいなレベルのホテルは、泊まろうとすら思ったことないわけで。ってかいくらすんの? と思ってネットで調べたら22万円からとか書いてあって、いやはやそりゃまあ調べる機会もないよなー。東京駅の八重洲口にあるあのビルか……そりゃまあそのくらいしても納得だよな。
まーでもこのホテルも立地からしてほんと凄いよなあ。アウグストゥスとか世界史の名前が普通に出てきちゃうんだから、格が違う。1930年代の建築とかで普通に「新しくねえか?」とか思うあたりがまあ歴史感覚バグってるよなー。しかしまあ、逆にそういう超一等地に新しくホテルを建てる余地があるのか、とかそういうほうに興味が出てしまう。ブランドの力を勝手に感じてしまうよな。
そしてまあ、そのブランドに恥じない内装を国中から集めているのが大変よくわかる内容だった。っていうか、イタリア中を飛び回って内装にどうこだわったかという内容が中心で、ホテリエ教育とかサラッと触れるだけだとは思わなかったよ。ホテルの全体像をたっぷり見せてイメージさせる映像もそんなに多くはなくて、本当に細部のこだわりを追いかけている感じ。歴史に終始圧倒される感じでした。
