オピオイド危機のドキュメンタリーはいくつか見たけれども、こんな感じでそのままヘロインの摂取に繋がっていくのね。そりゃやべーや。でもこの街がそんなに突出してヤバいというのが謎。そんなことってある? まあいかにもアメリカって感じではあるけれども、でもデイリーペースで勤務中に薬中相手する救急隊員ってそりゃまあメンタルもしんどいだろうなあ。
個人的には薬物専門の法廷があるのが驚きだった。まあ、普通の犯罪みたいに裁判員が量刑を決めるとかはなかなか難しい対象なのはわかる。現実的に必要なのはハームリダクションってコトだよなー。
そして、タイトルにもあるけれども、焦点が当てられているのが女性というのも納得である。薬物に対処する側が女性であることの意味が、ものすごく強調されたドキュメンタリーだよなぁ。確かに裁判官の接し方とかを見ていると、それまでのいわゆる「裁判官」って感じの振る舞いじゃあ、解決できない問題なんだろうなあ、とは思った。