終始しんどいドキュメンタリー。しんどい。スウェーデンの社会制度は色んなところで先進的と言われてるイメージが確かにあるけれども、いやはや、こういうことになってるとはね。『セックスワーク・スタディーズ』でも、売春じゃなくて買春を罰すると……みたいな話があった記憶があるけれども、いやー、まさか実際にはこういう運用をされているとはねえ。
そもそもセックスワークをどのように捉えるかって、性や女性の自己決定権をどのように考えるか、という問題で、まあそんな簡単には決着がつかないのだろうし、そこに経済的困窮やらなんやらの事情が入ってくると、さらに白黒つけられる問題じゃないよねえ。それに無理に白黒つけようとすると、こういう歪みが生まれるんだろうなーとは思った。
いやまあしかし、活動家として行動していくのかなあ、という矢先の突然の犯罪はビックリするよなあ。そんな急に暴力が起こって殺人沙汰になるとか、ちょっと展開が急すぎて理解に苦しむ。まあ、そういう特性を持った人物がパートナーだったからこそ、セックスワークで生活費を稼がなければならない状況に追い詰められた野だろうけれども……いやあ、しんどい話。