またケロッグが出てきてしまったので笑った。やっぱ資本主義の中心であるアメリカの食卓にとって、ケロッグ・コーンフレークは抜いては語れぬキーアイテムなんだなー。
内容的は前にノンフィクションで見たことがあるような内容が主なんで、ロビー活動とかも特に新味はなかった。ミシェル・オバマのくだりは知らなかったけれども、ラストでキッチリ取材拒否リストに入ってるのはちょっと笑ってしまったなあ。やっぱオバマ夫妻の評価って難しいんだろうなーと思いました。
それにしたってこの話、結局太る原因は「食べるから」ってのは間違いないよなー。もちろん、その食べ方を個人の意志でコントロールできるかというのは大変重要な議題で、特にその子どもが食欲の制御の脆弱性を突かれているのは問題――なんだけれども、やっぱり食べなきゃ痩せるじゃん! という感じ。冒頭を見ていると、もっと他に太る原因として、遺伝的要因とかが大きく関わってくる話なのかな? とか思っちゃったよ。
あとまあ、ダイエットコークが肥満に効果ない? って質問も、軽くインシュリンの話をして流されてたけど、もし満腹感を与えないとしても、コーク分の砂糖は減らされてるわけで、まあ十分意味がある飲み物だよなあ。そういうところをごまかすような演出は、逆に不信感を招くのでやめた方が良いと思うけどねぇ。