ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

打撃王

 

打撃王(字幕版)

打撃王(字幕版)

  • メディア: Prime Video
 

そこで……終わるのか……そうか……そうなのか……ルー・ゲーリックがALSで引退した話は確かどこかで知っていたと思うんだけど、なんというか、それでもなお結構衝撃的な話だなー。

いくら愛されていたって、いくら夭折したからって、こんなに良い人間として描かれるのはやっぱ並大抵のコトじゃないよなー。ベーブ・ルースはピッチャーと二刀流でわかりやすくメジャーリーガーって感じで、ルー・ゲーリッグは一緒に語られてもいまいちどんな選手かわかんなかったんだけど、ここまで持ち上げられるだけの選手だったのか。でもってラストスピーチはズーンとくるなあ。そりゃまあこのジャケ絵にもなりますわ。

野球選手をテーマにしてはいるけれども、野球っていうよりはむしろ家族の映画で、し合いよりも家庭内のやり取りの方が印象に残るよね。アメリカでもあんなふうに嫁姑でやり合って間に挟まるのだなーと笑ってしまう。ってか終始母親への愛、嫁とのいちゃラブで構成されており、だからこそ最後のスピーチがズーンと来ちゃうんだろうなあ、ズーンと。

しかしあの記者の人は一体何だったのか。なんであんなに親しく過ごしているのか。メジャーリーガーと記者の関係ってああいうもんなのか。謎。