ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ハート・オブ・ダークネス コッポラの黙示録

 

「トロピック・サンダー」で弄られてるやつの大っきな元ネタだよね? そりゃまあやばい内容なんだろうなあとは思っていたけど、いやー、想像以上にヤバかった。コッポラが映画会社つくって色んなことをしてたのは、他のドキュメンタリーなんかでちょくちょく出てくるし、ジョージ・ルーカスと監督を入れ替わった経緯とかもなんだかんだ聞いていたりしたけれども、いやはや、まさかこんなことになってるとは……

いやでもなにより、この映画をなんだかんだ撮りきって、それでちゃんと世界的な評価に繋げているのがやばいよなあ。普通こんな企画、どー考えたって暗礁に乗り上げて失敗するに決まってるじゃないですか。規模は違うかもしれないけど、「ロスト・イン・ラ・マンチャ」なんかが頭をよぎっちゃうよねえ。いやはや、本当にこの頃のコッポラ監督って神がかってたんだなあ……

あと、ロバート・デュヴァルとかデニス・ホッパーとかマーロン・ブランドとか、まあ役者の振る舞い見てるだけでくっそ面白いわなー。っつーか、主演はチャーリー・シーンのオヤジさんだったのね。最初見間違えちゃったよ。

あとまあ、こんな環境で幼少時を過ごしたら、ソフィア・コッポラもそりゃあちょっと普通の人と違ったモノの見方になっちゃいますよねえ。