ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ソニック・ザ・ムービー

 

いやー、さすがにシナリオが観客を舐めすぎてはいやしないだろーか。

そもそものテーマが「その能力故に孤独にならざるを得ない」というところなのに、それをこんな雑に解決するのってさすがにひどすぎるでしょう。せめて身内がもっとひどい目に遭って、それでソニックがひとりで活動することを決意する、みたいなパートがあってしかるべきプロットじゃないのコレ?

最後のスーパーパワー謎の覚醒のどうでも良さも本当にビックリしたけれども、ソニックの能力が強力すぎるからこそ、バランスよくそのバトルを描くことにもかなり苦労しているよね。最初の麻酔ハンデの無理やり感もヤバいけど、ラストバトルがなんであれほど互角に成立しているのかほんとよくわからん。ソニックが時間を引き延ばせるのって、アレ明らかに物理法則に干渉していると思うけれども、あの毛一本でデンキビリビリしたところで、それと同等の力がメカにも備わっちゃうわけ? さすがに説得力ないよなあ。

あとまあ、なんか敵役が謎のフィーチャーされてんな、でも動きはキレキレだしなんだろな、と思ってたら、あー、ジム・キャリーか! なるほど言われてみれば納得、なんだけれども、ジム・キャリーはやっぱり顔芸で認知してんだなあ。英語が聞き取れると、その口調なんかでわかったりするのかしら……?