ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男

 

全然ファッションに興味がなかったんだけれども、最近ようやく少しずつ見られるようになってきた気がする。少し前はファブリックといわれてもそもそも何を意味するか全然わかんなかったのが、今はちゃんと生地に注目して物を見るようになった程度だけど。

でもこのドキュメンタリーは、ファッションその者と言うよりむしろファッションショーを軸にデザイナーが描かれていて、それだけでも全然見やすい。ファッションを単に人の衣装だけではなく、ああいう風に舞台装置含めて何かを表現するアートとして示せてもらえると、なるほどそういう文脈でコンセプトを表現しようとしているのだな、というのがわかりやすくてとても良い。いやもちろん、アートそのものが孕んでいる文脈みたいなのがあらかじめ頭に入っていた方が、面白く見られるんだろうなーって気もしたけれど……

あと、ああいうインパクトを与える衣服をデザインしているデザイナー本人の衣装がシンプルだったのがなんか印象に残った。なんかファッションショーで最後に出て来るデザイナーって、すごい外見って印象だったので。