ティルダ・スウィントンが連続してしまった。いやまあ、いい雰囲気のある役者だよなあ、ティルダ・スウィントン。
正直映画自体はそんなに引き込まれる感じではないというか、画面の暗さもあって途中でウトウトしてしまったんだけれども、まあそういうノリの映画だよなあ。家の中でのアクションシーンはめちゃくちゃ迫力あって、一気に目が覚めたけれども、そういうメリハリも含めて全体的に地味な映画だよな……主役のモノローグで話が始まるけど、それさえちょっと感情移入を阻害させてるところがあるし。
ティルダ・スウィントンとのスカシが入ったシーンでもそうだけど、愛する人が死ぬわけではなく、主人公が破滅型なのでもなくて、むしろきちんと落とし所を探して、ハッピーなエンディングを迎えようとするのとか、なんかこう、ヌルッとしているよね。うーん、一体どこをどうやって見れば良いのか、正直わからんな。Amazonで急に道具が発注されたときには笑ってしまったが。
ってかこれ、原作はコミックなのか。デヴィッド・フィンチャー的には、なにか引っかかるところがあったのだろうけれども、うーん、うーん……
