ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

エイリアン3

 

エイリアン3 [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2018/03/16
  • メディア: Blu-ray
 

そしてデヴィッド・フィンチャーなのか……いやー本当に豪華面々が撮ったんだなー。

映画の内容は、「あ、デヴィッド・フィンチャーだからしょうがないか」となってしまうところがたくさんあって、いやしかし前作のエンタメオバケなキャメロンとどうしたって比べちゃうよなーという感じ。いきなりの設定から前作・前々作が男性/女性を中心のテーマに置いてあるのをかなり意識しているとは思うんだけど、しかしこの作品でそれがうまく生きているかっつーとよくわからんなー。序盤にリプリーが秘密を明かさなくて、それに呼応するように医者の方も秘密を隠す、みたいなやり取りは確かにデヴィッド・フィンチャーっぽいなーとは思うものの、しかし映画としては全然うまく行ってないのではなかろーか。

アクションもあまり良いデキとは言えず、見所のはずの迷路ダッシュは何やってるか正直サッパリわかんなかったよね。例によってなかなかくたばらないエイリアン君の手前で感動音楽が流れ出すところは爆笑だったけど、その後の放水フィニッシュホールドはさすがに説得力がだいぶ足りない。

そもそもキャラに対してなかなか感情移入できない、というかそもそもキャラの見わけがあんまりできていない。挙げ句リプリーも行動原理が全然良くわかんないし、最後にはバシャーンってやっちゃうわけでしょ?

男女の寓話でやるんだったら、もうちょっとそこをきっちりやって欲しかったよなあ。宗教の関わりもあんまりよくわかんなかったし……うーむー。