キック・アス ジャスティス・フォーエバー[AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
- 発売日: 2018/03/27
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログを見る
無印の『キック・アス』は正直あまり好きじゃなかった気がするのだけれども、なんだかんだちゃんとテーマを持っていたような気がする、する、のは当時の自分がアメコミに対しての造詣がなさ過ぎたってことなのかしら? かしら? 『デッドプール』だの『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』だのの超洗練された演出のアメコミ映画がこれだけ量産されている現状だと、うーん、さすがにだいぶやぼったく感じてしまうなあ。監督が替わったのもおおきいのかしらん?
まーしかしオレレベルのアメコミ知識でも「いやそれはアレでやったことの劣化コピーじゃん」みたいな展開が連発されてちょっとどーかなーと思う。バットマンへの自己言及とかもう全くシャレになってないレベルで辛いよなー。クライマックスの大乱闘とかも、まあとにかくたくさん出してわーっと乱闘してお終い、みたいな感じで、自警団としてのヒーローがあーだこーだいうテーマとかがもうまったく見えなくて、だからといって映像やストーリー的に特に面白いと思えるところもなく、つらい、つらい。
あとヒット・ガールもちゃんとカワイイのだけれども、やっぱり前作のヒット・ガールはスペシャルなかわいさがあったのだなあと改めて思えてそれもつらい。ニコラス・ケイジこみでの良さだったのだなあということもわかりつらい。つらい。