ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ステーキ・レボリューション

 

正直な所、ステーキってそんなに食べないしこだわりもない人間なんだけれども、この映画を見て思わず焼き始めてしまった。まあこんなにおいしいステーキの映像を見せられたらまあしょうがないよね……

とにかく実際の牛の映像が出てきたのがデカイ。アンガス牛とか、そりゃまあ店で名前は見るけれども、一体どんな外見なのか由来なのかとか全然知らなかったから、もうめちゃくちゃハッキリ印象がついた。今度肉を選ぶ時にはちゃんとビジュアルを思い出せそうだぜ。

あと、赤味と脂身についてのそれぞれの関係者の思想みたいなのがうかがえるのも良い。和牛ってのはサシに関してめちゃくちゃ特殊な牛なんだなーというのがよくわかる。っていうか、松阪牛を食ったときのあのリアクション、この映画で一番面白パートだよなあ……店も遠くないし、一回食っておきたいなあと思った。

アンガス牛の普及とか和牛の海外への流出とか、あと歳を取った牛の肉のうま味とか、肉についてコレだけ学べりゃもう満腹って感じだよなあ。あ、あと穀物を飼料として使うことの功罪か。放牧されている他の牛に比べると、日本で飼育されている和牛は、牛舎に閉じ込められて太らされて……みたいな編集にはなっていて、そこら辺はやっぱ意識の違いはあるのだろうなーとは思わされた。