豪華だけど変な映画、と思ったらコーエン兄弟か。まあそうよね。この役者さんたしか妻さんだったもんね。
こういう変な映画はたくさん撮っているけれども、ラストのCIAが「意味わからん」といって、その直後にいかにもめっちゃ陰謀があります! みたいなスタッフロールが流れ出すと、「うんうん巨大なブラックジョークだよね!」という理解が襲ってきて安心してしまう。そこまで含めてなんか巨大な冗談に巻き込まれてしまった気がして、うーんコーエン兄弟やっぱ変だなあと思う。
しかしまあ、フランシス・マクドーマンドはいい役者だよなあ。あのポジティブシンキング強迫観念みたいなのに襲われてるキャラクター、笑わざるを得ない。対するブラッド・ピットもイイカンジのアホをやってるしさあ。まあほかの主要キャラクターもめっちゃキャラが濃くて、まあコレを見られただけで良かったかな、と思わんでもない……のか?
あとなんかジョージ・クルーニーが床を褒めるのはツボにはまるな。こういうチョットした癖を引っ張ってキャラを起てるの、ホントに上手いよなあ……