ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

パラノマサイト FILE 23 本所七不思議

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メタ構造つかっとけば良いみたいな内容は正直好きじゃないんですよ。ゲームのギミックとしてはラストのアレよくわかるんですけど、でもそもそもそれがなんで採用されたんですか? みたいなところが気になってしょうがない。外部からの鑑賞が選択肢で成されるならまだわかるんだけれども、音のボリュームまで関わってくるのはなんか整合性取れるの? 音声を消してもキャラクターの声が作品内で消えるわけじゃないよね? 我々の認知そのものが、各所の呪いの可否にまで影響するってこと? それってただの、ゲームでビックリさせたり難易度上げたりするためだけの都合じゃない? みたいな気持ちが、ある。

ストーリーが読めなくなるタイミングもよくわからん、みたいなフローチャート上の整合性も結構気になる。ストーリーが分岐するのに、フローチャートが一元管理されているのって、ちゃんと整合性がとれていたかしら? 死亡エンドじゃない方のストーリーが、他キャラクターの未来でも展開している、という保証はどこに存在するの? みたいなのが気になってしょーがない。

とはいえ、キャラクターは魅力的だし、ミステリーとしてそれっぽい雰囲気もでていて、ちゃんと評価されるのは良いことだと思う。このくらいのテキスト量で、文字を読ませるADVがガンガンでて欲しいなあ。攻略を、「ストーリーの意味を読むこと」で行わせようとする姿勢自体も、評価されて良いんじゃないかなあ。