ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

忍者武芸帖 百地三太夫

 

タイトルは「忍者武芸帖」で、白土三平のアレは「忍者武芸帳」で別物なのね。把握。

いやー、真田広之がキレキレだなあ。バッキバキの肉体を前面に出して、体を張ったアクションをバンバンくり出すの、見入っちゃうなあ。ってかまあ、若いアイドルの体を張ったアクションを堪能できて、挙げ句主題歌まで頂けちゃったら、正直それだけで全然オッケーという感じではある。

ストーリーは、そんなに何がどうこうって訳じゃないんだけど、丹波哲郎のパートは笑っちゃうなあ。真面目に修行しているだけなのにめっちゃ面白いし、中途半端な退場も、なんか笑ってしまう。いやー、役者のオーラってすごいなあ。

しかし敵の三位一体攻撃は何がすごいのかよくわからなくて不思議だった。見た目も別に格好いいわけじゃないし、使う場所が限定されちゃうよねーあれ。

最初はコメディでやろうとしていたが、途中でシリアスに路線変更があった……みたいな話がウィキペディアに書いてあったけれども、脚本のそこかしこにギャグっぽい香りが残っている感じもする。バンバン人が死んでいくけれども、どこか冗談っぽく見えちゃうんだよなあ。忍者の実写のリアリティレベルって難しいよなあ。