うーん、微妙。様々な国の女性がスパイ合戦! というコンセプトはわかるんだけれども、それ以上に特には面白がるところがないというか……アクションシーンも、とくにそんなにおもしれーって魅力があるわけでもなし。
あとまあ、途中で家族が人質になる展開は、普通に興醒めですよねえ。スパイの家族が人質に取られる展開なんて、今までも散々やってきたのに、何の捻りもなくあんな展開で使い捨てにするとか、いくらなんでも工夫が足りなさすぎるというか。
そこら変に絡めていうと、一般人をチームに巻き込むときの言い方もあんまりよねえ。さすがにペネロペ・クルスが巻き込まれるあたりの必然性、低すぎやしないだろうか……
モロッコパートの見せ方はまあまあ印象に残ったかなあ。一応、女性という属性を用いて出し抜くみたいな工夫もあったし。でも全体的には、もっと女性がチームを組むことの意味合い見たいなのが強く出ても良いかしら? なんか変に絶世の美女! みたいな感じスパイシーンがなかったのは悪くないとは思うんだけれど。