ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ワイルド・スピード ICE BREAK

 

基本的にこのシリーズ、自分にはあまり向いてないなあと思うんだけれども、この話は色々工夫してあって、他よりは楽しく見られたかな。今回のストーリーを見ると、仲間がどーのこーのという雑なロジックで進むのがどーにも気に食わなかったんだなーというのがハッキリわかる。そこに真実味がなくとも、「女王陛下のために」みたいなお題目を持って来られた方がよっぽどマシって感じ。まーしかし、だからといって「ただの人質かよ!」っては思うけどね。あんな思わせぶりに引っ張っておいて、結局ただの人質だったのにはひっくり返った。

しかし今回、アクションもまたなかなか良い感じじゃない? 最後の潜水艦アクションは、無茶も含めて色々たっぷり楽しめたし……あとなんと言っても、車が空から降ってくるあのシーンのバカバカしさだよね。リアルな車を使わないんだったら、いっそあのくらい奇想天外なアクションを見せてくれた方が、こっちだって全然面白いですわ。

それにしても、キャラクターがひとり死んでしまった……というか主人公の行動で殺されてしまったのに、それがわりとどーでもいいのは笑っちゃうよな。まあ全体的にそういうトーンでつくられた話だから、今更驚きはしないけどさ。