ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

チャーリー・ウィルソンズ・ウォー

 

あ、あのキャラ、フィリップ・シーモア・ホフマンなの? 観てて気づかなかったわ。さすがに達者でございますね。

基本的には大変好きな映画の系統なんだけれども、もうちょい組織の関係は知っておかんとつらいかなーというところはある。テキサス選出の下院議員の立ち位置がよくわからん、というか民主党なのか共和党なのかも掴めねえ……って感じ。カーターとかレーガンとかのタイミングもよくわからんし、でも共和党議員でそういうの関係なく行動してたっぽいよな。宗教的な人脈も知識があること前提で話が進むし……うーん、そういう文脈が読めねえ! まあ、それでも情報量ふやしてガンガン振り回されるタイプの映画は好きだからいいんだけど。

っつーか、こういうのって実際にその時代を経験した人が観ると、やっぱり面白いんだろうなー。あの時ああいう政府の動きがあった裏には、こういうやり取りがあったのか! というのがわかると面白いって感じ。

逆に言うと、チャーリー・ウィルソンは優秀だけれども、内面みたいなのはあまり深く描かれてなくて、それがまたなんというか特徴だよなあ。急に「学校を創ろう!」と言い出されても、今のタイミングから歴史を見返せる自分たちからすると「急にそんないい人ぶられてもな……」みたいな気持ちは拭えないわけで。いやまあ、やっぱり事実に基づいた映画をたくさん作ってるからできる距離感だよなあ、とは思うけど。