ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ダフト・パンク リビールド

 

テレビ番組? なのか? あんまり映画って感じのしない、雑なつくりではあった。

2013年の作品ってことで、映像ソースがわりと古い時代のものに偏りがち、って事情もあったのかもしれないけれども、切り口が練られていないよなあ。

例えば前半は松本零士コラボで日本との関わりに触れてて、映像も実際に日本に来たときのものをガンガン使っているけれども、それが彼らの音楽性とどのような繋がりを持つか、みたいなところまでは深く掘られてないもんなあ。もちろん彼らの音楽は知っていて、流れてくるどの曲もメジャーで好きな曲ばかりだけれども、しかしその曲が音楽の歴史の中でどのような立ち位置にあるのか、みたいな所が全然食い足りなくて……例えば、寝室で安い機材を用いて創った音楽、というところが革命的なら、もう少しそこを掘ってほしいよなあ。あと、顔を隠す理由も全然意味がわかんなくて、それが一体どんな影響を与えているかみたいな見解を、もっと深く意味づけて欲しかったぜ。

ダラダラ有名曲が流れるのはそれだけで気分が上がるけど、ドキュメンタリーとしてはだいぶ物足りないデキでした。