ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ベターコールソウル シーズン5

 

衣装がいつものソウル・グッドマンって感じでなんか安心するね!

色々事件は起こっているんだけれども、ソウルにとっての出来事は相変わらず地味な感じ。いやもちろん、運び屋として砂漠を歩くというアルバカーキ! なエピソードはあって大変良いのだけれども、それはそれとして大きな陰謀とか仕掛けとかそういう点で言うとかなり物足りない。

一方で、しかし超面白く最後まで観られるのは、やっぱりソウル……というかジミー・マッギルの内面に、人生の伴侶となったキム・ウェクスラーがグイグイグイと食い込んでいってるからだよなー。シーズン1で、これは彼の善性をめぐる物語かと思ったんだけれども、キムという最愛の女性との関係で、人生がどんどんこんがらがっていく話になるとは……善性を取り戻すための鏡になる存在とは真逆の働きを、こんなに丁寧にじっくりと描かれるなんて誰が想像できただろうかって感じ。いや、ホントに面白い。ってか、あんな結婚式までの展開アリですか!?

もちろん、カルテルがらみのエピソードも、相変わらず飽きさせない感じでやってるし、今回の敵役もかなりキャラの立て方が上手いなーとは思う。そつなく面白いそっちのエピソードが、夫婦仲にどう影響してくんのか、次のシーズンが楽しみですわ。