ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

アンモナイトの目覚め

 

アンモナイトの目覚め(字幕版)

アンモナイトの目覚め(字幕版)

  • ケイト・ウィンスレット
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イギリスで女性が化石発掘していた、みたいな話をどっかで聞いていて、映画にもなってるならいつか観ておくか……とリストに入れておいたヤツ。

ケイト・ウィンスレットがさすがの芝居でメアリー・アニングをやっていて、芝居はまあさすがによくやってんなーとは思うけれども、うーむー、なんかこう、同性愛の関係に収まりの悪さを感じてしまったよ。いや、実際ストーリーも最終的にあまり良いところには落ち着かないというか、お互いに上手くかみ合わないという結末になるわけだけれども、なんかこー、こういう性格のキャラクターがこういう道筋を辿ってこういう結末に行き着くところをこの距離で描くのは、いやはや残酷だなーとは思いました。まあそうやって思えるくらいに感情移入しちゃう演技だったってコトなんでしょうけれども。

まーしかしなー、いくら何でもシャーロットの描き方がなー、ちょっとやり過ぎって感じだよなー。もちろん夫から抑圧されてて精神が参ってて、という立ち位置で同情の余地がある感じにはなってるけどさあ。家事ができないところで泣いちゃうのはまー一緒にしんどいよねーと共感しちゃったけどさー。けど、うーん……そこから同性愛の関係への接続が、もうちょっとどーにかならんかったのかなー、とモヤモヤ……