ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

NANA - ナナ-

 

え? は? なに? これで終わり? と思ったら連載休止してたのね……完結しているものだと想像して読み始めたのでめちゃくちゃショックである。っていうかあそこで寸止めくらうのか。やべえな。ビックリした。

いやそもそも全然読み始めたことに理由はないんだけれども、まあしかし話題の古典は時間が経ってからでもいいから読んでみても良いんじゃないかなーって買っておいて放置していた。「いい加減読むか」ってページをめくりはじめたら、まあさすがに面白いよなあ。少女マンガって結構読むのに時間がかかるんだけれども、これはもうサクサク進めてしまったよ。

それにしてもまあふたつのバンドの恋愛関係だけでこんなに巻が重ねられるもんなんだなー。当たり前だけれども、やっぱり少女マンガって内面描写の技術が凄まじいんだなあと思わされました。こんな短いページでキャラクターの心の揺れと恋愛に至るまでがそれなりの説得力を持って展開されるのはやっぱすげーなー。

あとまあナチュラルにセックスドラッグロックンロールでわりとビックリした。っていうかいくらバンドモノでもドラッグ描写、こんなにナチュラルに出てくるのね。マーさすがにその描き方はライトだったけど……レーティングの面でも「おーなるほど……」と思わされる内容でした。