ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

エイジ・オブ・バトルタンク

https://www.netflix.com/title/80208085

これはこの間見た軍艦の戦車版か。こっちの方が面白いな。

第1次世界大戦の開発の辺りは大変ストーリーがわかりやすくナルホドで、第二次世界大戦のドイツ・ソ連の開発競争の辺りも大変面白い。T-34が映画になるのもそりゃあ納得だなーと思った。ただまあアフリカでの戦車の活躍が触れられていないのはちょっと肩透かしというか、そっちの方も見たかったなー。技術史的にはあんまり触れるべき所がなかったということなのかしら。

一方両大戦を駆け足で終わらせて、戦後の世界情勢と戦車の立ち位置を2話かけてたっぷりやったのは英断だと思う。冷戦時の東側で戦車が政府によって鎮圧に用いられたのとか、市街戦における戦車の有用性がチェチェンで不安視されたのとか、天安門事件のあの絵もその流れでわかるとか、だいぶ納得感があった。一方西側もイラク侵攻でRPGの進歩でやられてたんだなーというのがわかって大変面白い。エイブラムスのドキュメンタリーを見た時に「なんで新型じゃなくて過去のを整備してんの?」ってめちゃくちゃ疑問だったんだけれども、なるほどそもそも戦車の有用性に疑問符がついていた空なんだなあ。今回もウクライナで戦車ガンガン使ってたもんなあ……

というか、あれ? そういう理屈で言うと、最後に出てきたロシアの最新型、今回のウクライナ侵攻にもガンガン使われてたはずだよね。戦車の評価がどうなったのか、後で調べてみようかしら……