ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

AK‐47 最強の銃 誕生の秘密

 

冒頭の戦車のシーン、この間ソ連の戦車映画を見たばかりだから、思い出してしまうなあ……

自分もミリタリーに全然詳しくはないけれども、AK-47がすごい銃だという事くらいは知っている。しかし第二次世界大戦が終わってからできた銃だったとかそういう基本的な所を抑えていないので、まあそこら辺の知識を得ることができたのは良かった。第二次世界大戦は大祖国戦争というのは最近覚えた。

それにしても、こういう映画を撮るときに、「兵器を開発することに対する苦悩」みたいなのが全くないのはなるほどなーと思う。武器とは他者の命を奪うものだから、それを作ってしまうことには何らか葛藤があってもいいんじゃない? と思ったりもするんだけれども、まあ国の誇りにそういうものは全く負わせられないよなーとも思う。いや、そういう意味で言ったらアレか、国家の誇りとかも乗せずにフツーに肯定している『風立ちぬ』の狂気はやべーよなーやっぱり。

映画としては、まあ銃制作が報われることがわかりきっているから、途中の障害とかも別に……という感じだよねえ。いきなり天才として現れてトントン拍子に成功してるんだから、採用試験に落ちた程度で落ち込まれても「そんなにプライド高かったの?」みたいな感じ。途中までの自信のなさも結構流れで解決されたようにおもえたけれども、そこら辺はなんとかならなかったのだろうか。