ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ウクライナ・オン・ファイアー

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オリバー・ストーンがプーチンにインタビューして製作総指揮やってるヤツ。

まあ今見るのはかなり答え合わせになっちゃってる感があるけれども、どれだけ真顔で自分の理屈を正当化しようとしても、この状況であの軍事介入を行っている人間の言うことをまともに聞けるわけがないよなー。Twitterではこの映画を見て真実に目覚めちゃってる人も結構いるみたいだけれども、むしろなんでこれをみてプロパガンダとおもわんの? とは思う。オリバー・ストーンも終始立ち位置が明快だなーって感じ。

しかし『ウィンター・オブ・ファイヤー』とかを見てるとあんまり極右的な運動の側面は印象に残っておらず、あーなるほど運動そのものにはそういう側面もあったのね、と思う。まあCIAだし今までやってきたことを踏まえると、組織的に国家体制を転覆させようという市民運動を応援することもあってもおかしかねーなーくらいには当然思う。

思うんだが、しかし、だからってそりゃープーチンの言葉を鵜呑みにしてオッケー、っていうことではないよねえ。むしろプーチンがどのような世界観で今回の戦争を正当化しようとしているか、その構図自体が見えたのは大変良かったけどさあ。今の状況だと、注釈抜きで流通させるのは気後れする内容の映画でございますね。