ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ザ・スーサイド・スクワッド “極"悪党、集結

 

ジェームズ・ガンがDCでとったヤツ。

脚本がたっぷりさすがだなーという感じ。枠組みを作ってボスを設定しつつ派手なシーンで満足感を与えることで、かなり色々あったように感じるなあ。もちろんストーリーがシンプルな一本道というのもあるし、テンポ良く問題が解決されていくというのもアルだろうけれども……これだけ新規のキャラクターを出しつつ、それぞれの見せ場もある程度作りながら、愉快なストーリーで仕上げるのは、まあさすがだなーという感じがするね。

ただ一方で小国に犯罪を押しつけるアメリカへの問いかけみたいな図式はちょっと露骨すぎるかなーとも思えて、あそこで上司ぶっ叩いて問題解決するのはまあ確かに正しいんだけれどもそれでいーんかいな? という風にも思うわなあ。っていうか塔を破壊するとあのスターマン……じゃねぇや、スターフィッシュが解き放たれるのは織り込み済って作戦のはずで、するとあそこで倒しちゃう展開は当初の意図から大きく外れるわけでさあ。それがナアナアで許されちゃうのは果たしてどーなのかしら。

それにしてもネズミが最強じゃん! って最初の印象は正解だったなあ。あまりにもデメリットなさ過ぎだとは思うけど。自分が初めてああいう倒し方見たのは『ガダラの豚』だと思うんだけれども、一番最初はなんなんだろうなあ。