ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ストーンウォール

 

ストーンウォール

ストーンウォール

  • ジェレミー・アーヴァイン
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エメリッヒが!? ストーンウォール暴動撮るの!? は!? なんで!? 困惑……

まーいうてもそんなにきっちりLGBTの歴史を見れてる人間ではないのだけれども、それでもストーンウォールが転換点であって……というのは基礎知識として知っている。あとカポーティがゲイとかアンディ・ウォーホルがガンガン出るとかジュディ・ガーランドがリスペクトされてるとかその死の直後にストーンウォール暴動が起こったとか、そこら辺はなんだかんだ蓄積があって知ってるので「あーうん、わかるー!」みたいな感じで楽しくはあった。っていうかオレレベルでも知ってるものみんな出てきたんじゃねーの? という感じ。

だけれども、映画自体が全然ピンとこなくて乗れなかったんだよなー。マイノリティが抑圧される中で自己実現の場所を見つける話って、基本的には大好物で、だからこの話も普通に考えればめちゃくちゃ乗れるはずなんだけれども、全然ピンとこないのなんでだろう? っていうかドラァグクイーンとかもっときちんと描かないとダメなんじゃない? とか思って見終えてネットの評判を見たら、あーやっぱりそうだよねーあんまり良くないよねー、という感じ。

もちろん白人のゲイが社会に抑圧されていたというのはあるだろうし、当人たちにとっては大変な問題であるのもわかるんだけれども、ストーン・ウォールという題材を描くときにその視点をこの地点に定めてしまうのは、なんというか色々問題があるアングルだったよねぇ……