うーん、ダラダラ見てしまった……
あらすじだけ言ってしまえばいわゆる黒人と刑務所のやべー関係を描いている、いつもの系統の内容であって、そんなに劇的なことは起こらない。むしろ作品としてはホームムービーを縦軸に夫婦・家族の愛をたどる所に重点が置いてあって、だからこそラストのタイトルにかけた演出がグッとくる……という構成になっているのだろうけれども、自分にはちょっと距離が遠すぎてどうもなあ……これはアメリカ社会に生きる黒人にとってはすごい心に響くものになるだろうことは想像に難くないんだけれども、如何せん自分は距離が遠すぎてどうも……
しかしまあこれって司法に働きかけることで刑期がこんなに短くなるものなのか(といっても長いけど)。社会的な運動が見直しを迫っているとかそういう側面があるのかしらねえ。
しかし途中で「刑務所の予算は削減されなかった」っていうのがいかにもアメリカって感じだよなー。