デヴィッド・プラウズって名前は知らなくて、「ダースベイダーの中の人は時計仕掛けのオレンジに出てきたマッチョマン」くらいの知識しかなかったんだけれども、いやー、こんなに色々いざこざがあったのね……いやあ……
正直役者としてどうなのかっていうのはよくわからんので、役者が変わった経緯とかはジャッジできんなーとは思うんだけれども、まあ何にしても最低限の経緯は払うべきだよなあ、とは思う。いやまあ人気作の機密保持の絡みもあってなかなか難しかったってことなのかねえ。
作品としては「ダースベイダーの再現」というシーンが作品の白眉として機能するようになっていて、それはまあ確かに納得ではあるんだけれども、その情報の出し方がちょっと微妙というか、もうちょっと構成のしようはなかったのだろうか? とは思う。再現を試みるという情報を明かすのも早かったので、期待のシーンを延々引き延ばされているような感じはあった。確かに入れ替わりで人生を左右された人ではあるけれども、そのシーンをそんなに強く演じたいと思っていたの? という感じもあったよね。確かに上手く行かなかったピースではあるけれども、それ以外のところできちんと実績残しているわけだしなあ……
というか、あー、コロナウイルスで亡くなってたのか……イギリスは大変だったろうしね。合掌。